近年、ハムスターも大変人気のハムスターですが、亡くなってしまったら大変辛く悲しいことです。私たちも、大変、多くのハムスターのお別れのお手伝いをさせていただきました。ただ、初めてハムスターを亡くされてしまうと、どうすればいいのか、迷われる方も多くいらっしゃるかと思います。またご不安ですし、安置方法や火葬をするべきかも悩まれるかと思います。今回は、ハムスターが死んでしまった際について、どうするべきか、安置方法や火葬についてお話していきたいと思います。

ハムスターの寿命と死亡原因について

ハムスターの寿命は約3年前後と言われています。ハムスターと言っても、種類は多数あるため、下記にまとめさせていただきました。

ゴールデンハムスター 2年から3年
ジャンガリアンハムスター 2年~2年半
キャンベルハムスター 1年半~3年
ロボロフスキーハムスター 2年~3年
チャイニーズハムスター 2年~3年

ただ、自然界にいるハムスターの場合は捕食動物であり、寿命自体が短い場合がありますが、しっかりと守られた環境の中で食事もあるため、長い時間一緒にいられるペットとなっています。

ハムスターが死んでしまった際の確認方法

ハムスタには、ゴールデンハムスター、キンクマジャンガリアン ハムスターロボロフスキー ハムスターチャイニーズ ハムスターなど20種類以上の種類がいますが、死んでしまった際の確認方法は同じです。一般的な確認方法は5つご紹介します。

冬の時期ではないのに寝ている(冬眠)

ハムスターは下記にお書きしていますが擬似冬眠という活動があります。ただ一般的には秋冬に変えて行われる活動であり、春や夏で、ずっと寝ているということはありません。そのため、この季節での長い睡眠状態は、死んてしまっている可能性があります。

呼吸の確認

一般的な方法で、呼吸をしているかを確認しましょう。わかりずらい場合は、ティッシュなどを口元、鼻元に置いて動きを観察してあげてください。

心拍の確認

ハムスターの心拍はとても早いため、指で背中側の首元近くが心臓ですので、指で触って確認することもしてあげてください。ただしもしいきている場合には、冷たい指などで、心臓に負担がかかる可能性があるため、少し指を手と手を合わせてこすって温めてから、触ってください

死後硬直が始まっているかどうか

人間や、犬、猫などと同じように、筋肉の萎縮による死後硬直が死亡後2時間から3時間すると出てくることがあります。体が少し硬いなどの感触は、亡くなってしまった状態と言って良いかと思います。ただし、ハムスターによってはないこともありますので注意してください。

死んでいるのではなく、擬似冬眠の可能性がある

ハムスターは一般的に冬眠はしない動物です。ただし擬似冬眠といって、体温が低い状態でいると、心拍数が下がり眠った状態になることがあります。ただ、実際それは冬眠ではなく、擬似冬眠で、死に直結する状態であるため温めてあげることが必要です。急激な温度上昇では心拍数が上昇が早いため、暖かい毛布などでくるみ少しずつ体温をあげてあげて起こしてあげましょう。だいたい2時間前後で、起きることがあり、体力も消耗している可能性もあるため、ぬるま湯に砂糖などを混ぜて飲ませてあげることで体力を回復させてあげましょう。

ハムスターの死んでしまった際の安置方法

ハムスターが死んでしまった際の安置方法についてお話します。死んでしまった際には、まず小さな段ボール箱や、ティッシュボックス、、箱やタッパーなどをご準備いただき、下に保冷剤や氷袋などをしいてあげて、その上に濡れないようタオルなどをしいてから、ハムスターを置いてあげてください。

また周りには、お花やおやつなどを押してあげるのも一つです。また箱などがない場合は、保冷剤などを背中のあたりやお腹のあたりにタオルにまいてつけてあげてください。死んでしまうと腐敗が進見ますが、この状態で保冷剤などを変えていただくことで、夏場は1日から2日、冬場は2日から3日程度は、最後の時間を一緒に過ごしていただくことが可能です。

また安置場所としては、陽の当たらない、涼しい場所を推奨しますが、時おり飼い主様によっては、冷蔵庫に安置される方もいらっしゃいます。タッパーなどの場合はフタがあるため締めて保存されています。ペット火葬会社として、食品の衛生的なことも配慮するとオススメはしませんが、方法としてあることは知っておいていただければと思います。

ハムスターのペット火葬・葬儀について

①自分で葬儀をする

ハムスターが亡くなってしまった際には、自宅で埋葬するという方法もあります。自宅で埋葬する場合は、マンションの場合はプランターを購入したり、植木鉢に埋めることがあります。また一軒家の場合は、お庭に埋めるという方法もあります。どちらも、一つの方法ではありますが、火葬しないままそのまま埋めてしまうと、骨になる時間もかかりますし、また、お庭などの場合は、野良猫の掘り起こしなども考えられます。そのため、火葬会社に火葬してもらい、遺骨となってから、プランターやお庭に埋めるほうが、衛生的かつ、ハムスターにとっても安心して眠ることができと考えています。注意点としては、公園や空き地などへの埋葬は、「不法投棄」にあたりますので、現在は、昔と違い、周辺の目も厳しいためオススメはできません。

②ペット火葬会社にお願いする

ハムスターはペット火葬会社で対応してくれるのか不安になるかと思いますが、弊社でももちろん、他社でも対応してくれます。値段は、大きくないため1万円から2万円程度で、お骨を返してくれるプランがあります。大きな流れでは、ペットの火葬車でお伺いし、お別れをしていただき、火葬後に、お骨拾いをしていただく形となります。とても小さな骨壺に、お骨を入れてお返しとなります。また合同火葬や、霊園での火葬などが可能な施設もありますので、飼い主様のお考えやご意向に沿ったお別れを見つけていただければと思います。

③役所に引き取りに来てもらう

役所の場合の引き取りという方法もございます。ただ、残念なことに、多くの国内の役所ではペットについては「引き取り=ゴミとしての処理」となってしまうため、気持ちの面で、後悔が残ることもあるかと思いますので、しっかりとどうするべきかご判断いただきお別れをしてもらえればと思います。もちろん経済的な面も、配慮には入れる必要があるため、しっかりと火葬会社の費用と照らし合わせてご検討いただければと思います。

ハムスターの遺骨は残るの?

もしペット火葬会社でハムスターの火葬をした場合は、しっかりと遺骨も残ります。頭から背中、足、肋まで綺麗に残ります。また火葬会社によっては、料理で利用する網かごや、ステンレスの板などに乗せて、遺骨をしっかりと残るために使用される会社もございます。

ハムスターが亡くなった際の子供のケアについて

ハムスターを飼われる際、もちろんご自身で飼われる方もいらっしゃると思いますが、お子さんが飼われたいという意向で飼っていた方もいらっしゃるかと思います。お子様もハムスターという生き物が死んでしまいショックを受け、涙したり悲しみで静かになってしまうなんてこともあるでしょう。

そんな時に、私たちからのお願いとして、ペット火葬をしっかりとしてあげて欲しいと考えています。なぜ火葬をするのか、なぜ手を合わせるのか、火葬をして天国にいく話をしっかりと、大阪ペット火葬メモリアルではさせていただいております。お子様が理解いただき、「命とは何か」を教育的な面でも理解してもらう、そんなことも含めて、最後のお別れのお手伝い致します。

大阪ペット火葬メモリアルでのハムスターの火葬・葬儀の流れについて

ハムスターなんて小さいから、ペット火葬なんていらないし、庭や公園、プランターに埋葬すればいいのではと思われる方もいらっしゃるかと思います。
ただ、本来は、大切に飼っていた小さな命のあるペットだからこそ、しっかりとご火葬をさせていただき、成仏してもらうことが大切です。自治体に出せば、一般廃棄物となり、土に埋めれば、いつか掘り起こす必要や捨ててしまう可能性も出てくるでしょう。またお子様がいる場合、ペットの死と向き合うこと、ペットとお別れをすることが、死との向かい方ということを教育的観点から考える必要があるのではないかと考えています。

どんなに小さなペットでも、命は尊く、最後のお別れを、しっかりとさせていただいております。
プランによって異なりますので、一般的な「立会家族葬」を例にとってご説明させていただきます。

1、まずご自宅のお近く、もしくは前までお伺いします。
2、ハムスターちゃんを車の前までお持ちください。みなさまで最後のお別れをしていただきます。
細やかな物ですが、こちらからお別れのための数珠と、末期の水をお口に差し上げさせていただいております。

3、お別れの際はゆっくりと最後の時間をお過ごしください。もし、周りが木になるようでしたら、プライバシーを考えカーテンもご用意しております。
4、最後のお別れとともに、適切な場所でご火葬を行います。
5、約30分程度で、火葬が完了いたしますので、ご自宅お近く、もしくはご自宅にて骨壷への収骨をしていただきます。
6、最後に、骨壷を袋に納めさせていただき、ご返骨致します。